初めてのウェビナー開催するにあたり、集客・運営費用は一体どれくらいかかるか、まとめてみた
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どうも。「オウンドメディア集客部」の運営者、 dai (YouTubeはこちら)です。
個人事業主様・法人様にブログ・オンラインセミナー・LINEなどを使ってWEB集客や業務改善の支援を行っています。
皆さんは、ウェビナーを開催する際にかかる費用について知っていますか?どのように費用を見積もれば良いのか、またどの項目にどれだけの予算を割り当てれば良いのか、迷ってしまうことはありませんか?
ウェビナーの費用は目的や規模によって変わるため、それぞれの費用項目や効果を理解していないと、予算をうまく管理できません。
そこで今回は、初めてのウェビナー開催をするにあたり、集客・運営費用は一体どれくらいかかるかについてお伝えしたいと思います。
ウェビナーの費用を見積もることは重要ですが、初めての方には難しいところもあります。ウェビナー開催にかかる費用について、ウェビナーのプロが考えてみました。
実際、私自身、ウェビナーを500回以上開催してきました。(詳しい実績はこちら)
有料、無料に関わらず、様々なオンラインセミナーを開催してきましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。
本記事で学ぶ内容
- ウェビナー開催の準備に必要な費用がわかる。
- ウェビナー開催の集客に必要な費用がわかる。
- ウェビナー開催のオプションに必要な費用がわかる。
「ウェビナー入門 徹底ガイド」のお役立ち資料を作成しました!
本資料ではdaiが、500回以上ウェビナーを開催してきた知見を活かして、セミナーマーケティングで営業コストを下げ、成果に繋げる方法を解説しています。
よろしければ確認してみてください。
オンラインセミナーとは?
オンラインセミナーとは、インターネットを通じて行われるセミナーのことを指します。「Webセミナー」や「ウェビナー」とも呼ばれるこの形式のセミナーは、ZoomやMicrosoft Teams、Google Meetなどのオンラインツールを利用して開催されます。
このため、参加者は場所を問わず、どこからでも参加可能です。オンラインセミナーは、時間と場所の制約を受けずに、多くの人々に情報を共有する効果的な手段です。
ウェビナーを開催するにあたり、かかる費用相場
ウェビナーを開催するにあたって、かかる費用相場を以下の順番で解説します。
- ウェビナーを開催するにあたり、かかる費用相場 準備編
- ウェビナーを開催するにあたり、かかる費用相場 集客編
- ウェビナーを開催するにあたり、かかる費用相場 オプション編
ウェビナーを開催するにあたり、かかる費用相場一覧 準備編
ウェビナーを開催するにあたり、かかる費用相場一覧準備編では、以下の費用相場をそれぞれ解説します。
- ウェビナーツールの費用相場
- 配信用機材・通信環境の費用相場
- LP(ランディングページ)の作成費用相場
- セミナーポータルサイトの掲載費用
ウェビナーツールの費用相場
ウェビナーツールの費用は、月額数千〜数万円程度が一般的です。例えば、ウェビナーツールの代表格である「Zoomウェビナー」は月額10,000円程度から利用可能です。
Zoomミーティング(Zoom Workplace)とZoomウェビナーの料金を表にまとめると以下の通りです。
・Zoomミーティング
無料 | 有料(Zoom Workplace) | |
月額料金* | 無料 | プロ:2,125円 ビジネス:2,999円 |
接続時間 | 最大40分 | 最大30時間 |
ウェビナー機能 | なし | なし |
参加人数 | 最大100名 | プロ:最大100名 ビジネス:最大300名 |
録画 | あり(録画先はローカルPC) | あり(録画先はローカルPC OR クラウド) |
※2024年7月現在の情報です。
※こちらは月払いですが年払いがお得になります。
※「大規模ミーティング」のオプションを選択すれば、参加者人数を最大 1,000 名に増やせます。
・Zoomウェビナー
人数 | 月額料金* |
〜500名 | 10,700円 |
〜1,000名 | 45,700円 |
〜3,000名 | 133,100円 |
〜 5,000名 | 334,700円 |
〜 10,000名 | 872,300円 |
10,000名〜 | お問い合わせください |
※2024年7月現在の情報です。
※こちらは月払いですが年払いがお得になります。
※こちらはサブスクリプションですが、出席者数に応じて課金されるプランもあります。
これらのツールは参加人数や機能の違いによって価格が変わるため、自分のウェビナーの規模や目的に合ったツールを選ぶことが重要です。
おすすめの無料ツールについては以下の関連記事にまとめてあるので、チェックしてみてください。
ウェビナーを開催する場合は、少なくともZoomを有料にしておくことをおすすめします。無料で利用する場合、時間制限があり、満足にウェビナーを開催することができません。
配信用機材・通信環境の費用相場
配信用の機材費用は、数千〜数万円程度で入手できます。基本的にウェビナーでは外部カメラ、外部マイク、撮影用ライトが必要であり、それぞれの品質によって費用が変動します。
また、安定した高速インターネット接続も必要で、月額5,000円程度の通信費もかかります。これらをそろえることで、参加者に高品質な映像と音声を提供し、ウェビナーの質を高めます。
外部カメラ、外部マイク、撮影用ライトに関して一番大事なのは、外部マイクになります。音質の乱れ、聞こえにくさは参加者にとって不快になるからです。そのため、PC内臓マイクではなく、外部マイクを必ず購入するようにしましょう。なお、私自身は「Razer Seiren Mini」や「Hollyland-Lark Max」を使用しています。
LP(ランディングページ)の作成費用相場
LPの作成費用は自社作成の場合、サーバー・ドメイン費用が月額1,000〜2,000円程度が必要です。外注する場合は、どのように作るかによりますが、10万〜50万円程度が相場です。LPは参加者を申し込みにつなげるための重要なツールであり、見やすく魅力的なデザインが求められます。
実際に使用してわかったセミナーのLP作成のベストツール3選を以下の記事にまとめていますので、よければ参考にしてください。
セミナーポータルサイトの掲載費用
セミナーポータルサイトへの掲載費用は無料〜数千円程度が一般的です。ポータルサイトに掲載することで、多くの人々にウェビナーの存在を知らせることができ、集客効果が高まります。
おすすめの無料セミナー集客サイトは下記の通りです。
- 840万人以上の会員数! Peatix(ピーティックス)
- リピーター対策など機能が充実 ストアカ
- 個人から法人まで幅広く活用 こくちーずプロ
- 経営者や起業家向けビジネスセミナーに特化 Seminars (セミナーズ)
- IT系セミナーに強みあり TECH PLAY(テックプレイ)
具体的な詳細は下記の記事にまとめてあるので、参考にしてください。
ご自身のサービスの顧客層に合うセミナーポータルサイトに掲載するのが成功の秘訣!
ウェビナーを開催するにあたり、かかる費用相場一覧 集客編
ウェビナーを開催するにあたり、かかる費用相場一覧・集客編では、以下の費用相場について解説します。
- Web広告の費用相場
- チラシ配布・DMの費用相場
- プレスリリースの費用相場
Web広告の費用相場
Web広告の費用は、CPAによりますが10万〜50万円程度が相場です。特にGoogle広告とMeta広告(旧Facebook広告)が主要な選択肢となります。Google広告では、検索キーワードを利用してターゲットにリーチでき、検索広告であれば月額 10〜30万円程度が相場です。
一方、Meta広告は、FacebookやInstagramを通じてターゲット層に広告を配信でき、Facebook広告の費用相場は、月間 10~30万円程度です。特定のターゲットに効率的にアプローチし、ウェビナーの集客の最大化が可能です。
Web広告の場合、ABテストの観点から短期間で費用を消化するより、中期的な視点で広告を運用するのがおすすめです。クリエイティブを変更しながら運用することでCPAを引き下げることができます。
チラシ配布・DMの費用相場
(画像引用:ラクスルダイレクトメール)
チラシ・DM配布の費用は、数万〜十万円が相場です。私自身ラクスルDMを利用しており、効果が高いためそちらをメインに紹介します。
ラクスルDMでは1通あたり47.9円(税込)からと業界最安級となっています。印刷から発送までサービスを提供しており、ターゲット層に対する直接的な接触手段として費用対効果の高い手段となります。
私自身、ラクスルDMを用いて封書DMを活用しています。私自身、継続して行っていますが、非常に反応が良く、集客効果が極めて高いです。
プレスリリースの費用相場
(引用:PR TIMES)
プレスリリースの配信費用は、数万円が一般的です。特にPR TIMESを利用することで、広範囲に効果的な配信が可能です。
PR TIMESでは、全ての機能が3万円〜提供されています。従量課金制と定額制が選択でき、従量課金制ではプレスリリース一件につき3万円となります。1件あたりの料金は配信先メディアの数(最大300件)に関わらず、同一料金で利用できます。
プレスリリースを通じて広く認知を得ることができるため、重要なイベントの場合には有効な手段です。効果的なプレスリリースを作成しメディアに取り上げてもらうことで、ウェビナーの集客効果を高めることができます。
私自身、PR TIMESで書籍のプレスリリースをしたことがあります。お問い合わせだけでなく、被リンクも獲得できるので有効な施策の一つでした。
ウェビナーを開催するにあたり、かかる費用相場一覧 オプション編
ウェビナーを開催するにあたって、かかる費用相場一覧・オプション編では、以下の内容を解説します。
- 外部講師を招く場合の費用相場
- 撮影を依頼する場合の費用相場
- スタジオレンタルの費用
外部講師を招く場合の費用相場
外部講師の費用は、ウェビナー2時間あたり5〜20万円程度が相場です。これは講師の知名度や専門性によって異なります。講師の選定にあたっては、ウェビナーのテーマに合った専門家を選ぶことが重要です。
外部講師を招いて共催ウェビナーを開催する場合、謝礼金を支払う方法だけでなく、外部講師の方にとってもメリットがあるように設計してそのメリットをもとに打診するケースがあります。
撮影を依頼する場合の費用相場
ウェビナーの場合の撮影依頼費用は、5〜10万円程度が相場です。また動画編集を追加で依頼する場合の相場は3〜7万円程度です。
撮影の時間や使用する機材によって料金は異なります。プロに編集してもらうことで参加者に対して視覚的に魅力的なコンテンツを提供でき、ウェビナーの品質を高められます。
スタジオレンタルの費用
スタジオレンタルの費用は、1時間あたり1万円程度が相場です。スタジオの設備や立地により価格が変動します。
スタジオを利用することで集中して撮影できたり、場所によっては撮影・動画編集のサポートを受けられたりする場合もあります。そういったサポートがある場合は5万円以上が相場です。また、スタジオには機材がそろっていることもあるため、準備をする手間が省けることもメリットです。
おすすめのレンタルスペース予約サイト3選を以下の記事にまとめていますので、参考にしてください。
費用対効果が高いのは「オンラインセミナー支援プラン」
ここまでウェビナーの費用について解説してきました。すべて別々のサービスを利用したり個人で用意したりしようと考えると、一つの工程で数万円かかりコストも手間も大きくなります。
そこで弊社ではオンラインセミナー(ウェビナー) サポートプランを提供しています。こちらのサービスではウェビナー開催に必要なサービスを一括で依頼できるので、個別に手配するよりも手数料などのコスト削減が可能です。サポート内容は以下の通りです。
- オンラインセミナー企画策定
- オンラインセミナー集客(集客ページ作成)
- 運営サポート
- オンラインセミナー開催
- 分析・改善 etc
※お客様のニーズに合わせて柔軟にサポートさせていただきます。
オンラインセミナー(ウェビナー) サポートプランを利用することで、雑務を外注してセミナーのクオリティを高めることに時間を使えます。参加者の満足度を高め成功するウェビナーを開催するために、お気軽にお問い合わせください。
最後に
今回は、ウェビナーの開催にかかる具体的な費用について知るために、それぞれの主要な費用項目や相場について、まとめました。
ウェビナーを開催するにあたり、各段階でどのような費用が発生するのか、ウェビナーのプロが考えてみました。私自身、様々なウェビナーを開催し、効果的な費用配分と運営方法を検証・改善を繰り返しています。よかったら参考にしてください。
また弊社では、個人事業主様・法人様向けに「オンラインセミナー支援プラン」を行っています。オンラインセミナー(ウェビナー)に興味がある方やリード獲得をしたい方、商談につなげたい方などに特におすすめです。お気軽にお問い合わせください。
記事のポイント
- ウェビナーの開催費用は、それぞれの工程で必要となるコストが異なる
- 各工程の費用を理解することで、効果的な予算管理ができ、ウェビナーの成功につながる
- オンラインセミナー支援プランを利用することで、雑務を外注してセミナーのクオリティを高められる
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