自動化できるオートウェビナーとは?開催者側のメリット・デメリットをまとめてみた。
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自動化できるオートウェビナーとは?開催者側のメリット・デメリットをまとめ...
どうも。「オウンドメディア集客部」の運営者、 dai (YouTubeはこちら)です。
個人事業主様・法人様にブログ・オンラインセミナー・LINEなどを使ってWEB集客や業務改善の支援を行っています。
「オートウェビナー」をご存知でしょうか?
「オートウェビナー」とは、自動化されたオンラインセミナーのことです。
今回は、自動化できるオートウェビナーの概要および主催者側のメリット・デメリットについて記載したいと思います。
実際、僕自身、オンラインセミナーを500回以上開催してきました。(詳しい実績はこちら)
自分が感じたオートウェビナーのメリット・デメリットを忌憚なくまとめてみます。ぜひご参考にしていただければと思います。
本記事で学ぶ内容
- オートウェビナーの概要がわかる。
- オートウェビナーを開催するメリットがわかる。
- オートウェビナーを開催するデメリットがわかる。
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自動化できるオートウェビナーとは?
「オートウェビナー」とは、自動化されたオンラインセミナーのことです。
一般的なオンラインセミナー(ウェビナー)の場合、場所の制約はありませんが開催日時は拘束され、主催者は定められた時間に開催する必要があります。一方、オートウェビナーの場合、事前に録画されたオンラインセミナー(ウェビナー)を配信するため、時間的な制約が少なく、参加者にとっても自分の都合の良い時間に視聴できるため、効率的なマーケティング施策として注目されています。
オートウェビナーを活用する開催者側のメリットとは
まずは、オートウェビナーを活用する開催者側のメリットは、下記の通りになります。
オートウェビナーのメリット
- 時間の拘束・制約がなくなる
- 録画したウェビナーが資産になる
- 集客の自動化を実現できる
時間の拘束・制約がなくなる
オートウェビナーを活用するメリットの一つ目は、時間の拘束・制約がなくなることです。
オンラインセミナーの場合、交通費、会場費用がかからないため、リアルセミナーに比べて運営コストが低く、開催できますが、時間の拘束がネックでした。申し込みが入った場合、主催者がオンラインセミナー(ウェビナー)を定められた時間に開催する必要があります。
一方、オートウェビナーでは、事前に録画したオンラインセミナー(ウェビナー)動画を申し込んでくれたお客様に配布するだけで済むため、その時間の制約から解放されます。
録画したウェビナーが資産になる
オートウェビナーを活用するメリットの二つ目は、録画したウェビナーが資産になることです。
録画したオンラインセミナー(ウェビナー)動画を配布するため、集客・リテンション・販売に利用できたり、、、様々な用途で活用できます。例えば、通常のオンラインセミナーと比較してみましょう。
- A:オンラインセミナー(開催時間 60分):集客人数 20名
- B:オートウェビナー(録画時間 60分)
上記のAの20名を集客できたオンラインセミナーの場合、当日参加してくれている20名にしかリーチすることができません。一方、Bのオートウェビナーを活用した場合、録画している時間は提供していませんが、オートウェビナーの仕組みをWEB上に設置すれば、様々な方々が見てくれる可能性があります。その上、オンラインセミナーでは、日時の都合で参加できなかった方もオートウェビナーの場合、参加してくレたりします。
もちろん、オートウェビナーの場合、音声の聞きやすさ・資料の誤字脱字の有無・録画動画の乱れなど、確認は必要です。録画とはいえ、満足してもらえるオートウェビナーを目指しましょう。
集客の自動化を実現できる
オートウェビナーを活用するメリットの三つ目は、集客の自動化を実現できることです。
オートウェビナーをフックに、メルマガ登録やフロントエンド商品の販売に誘導したりすることで、集客の自動化を図ることができます。
daiの一言アドバイス
メルマガ特典にもオートウェビナーは活用されていたりします。今までホワイトペーパーの方が一般的でしたが、コンテンツリッチになっている印象です。ホワイトペーパーとは、「お役立ち資料」として掲載され、個人情報の入力と引き換えにダウンロードを促すコンテンツのことです。PDF形式のファイルで配信されております。
オートウェビナーを開催する開催者側のデメリットとは
次に、オートウェビナーを開催する開催者側のデメリットは、下記の通りになります。
オートウェビナーのデメリット
- 参加者との双方向のコミュニケーションができない
- 視聴を維持させづらい
- 一度収録したウェビナーのため、修正しづらい
- オートウェビナーの完全自動化は海外ツールを使用する必要があり、難易度がやや高い
参加者との双方向のコミュニケーションができない
オートウェビナーを活用するデメリットの一つ目は、参加者との双方向のコミュニケーションができないことです。
オンラインセミナーの場合、集客人数にもよりますが、参加者とのコミュニケーションを取ることができます。参加したお客様が困っている様子があれば声をかけてあげたり、質疑応答にも対応することができます。
一方、オートウェビナーの場合、事前に録画したオンラインセミナー(ウェビナー)動画を申し込んでくれたお客様に配布するため、一方通行のコミュニケーションになります。
daiのワンポイントアドバイス
オンラインセミナーとオートウェビナーは提供方法が違うため、提供価値(バリュー)も異なります。オンラインセミナーは、「ライブ感」「生放送」といったリアルタイムの価値があります。その価値はオートウェビナーにはないので、「ライブ感」を出したい場合はオンラインセミナーの方がふさわしいです。
視聴を維持させづらい
オートウェビナーを活用するデメリットの二つ目は、視聴を維持させづらいことです。
オンラインセミナーの場合、相手の理解度や習得度合いによってウェビナー内容を微調整することが可能です。一方、オートウェビナーの場合、事前に録画したオンラインセミナー(ウェビナー)動画のため、柔軟に対応することができません。そのため、少しでも違うとお客様が感じたら離脱してしまいます。
一度収録したウェビナーのため、修正しづらい
オートウェビナーを活用するデメリットの三つ目は、一度収録したウェビナーのため、修正しづらいことです。
オートウェビナーでは、事前に録画したオンラインセミナー(ウェビナー)動画を活用します。そのため、微調整や修正はしづらいです。修正しても良いのですが、都度修正していると適切なデータを取得できないので、お勧めしません。
完全自動化は海外ツールを使用する必要があり、構築に難易度が高い
オートウェビナーを活用するデメリットの四つ目は、完全自動化は海外ツールを使用する必要があり、構築に難易度が高いことです。
例えば、完全自動化のオートウェビナーを実装する場合、下記の海外ツールを使用する必要があります。
ClickFunnels、Stripe、Deadline Funnel、Zapier、ConvertKit etc
参考書籍も少なく、英語での解説がメインのため、難易度は高いと言わざるを得ません。
【注意事項】良くも悪くも録画したウェビナーのクオリティに依存する
オートウェビナーは、事前に録画したオンラインセミナー(ウェビナー)動画を活用するため、良くも悪くも録画したウェビナーのクオリティに依存します。クオリティが高ければ、視聴維持率も高く、集客の自動化に大きく貢献します。一方、クオリティが低ければ、視聴維持率も低くなり、思ったような集客の自動化になりません。
そのため、オートウェビナーは中級者以上向けの施策のため、初心者がいきなりオートウェビナーを構築するのはお勧めしません。オートウェビナーの場合、お客様の反応がダイレクトでないため、わかりにくくPDCAを回しにくいからです。(うまくいかない原因を特定しづらいからです。)
まずは、顧客満足度の高いオンラインセミナー(ウェビナー)を作ってからオートウェビナーを始めてみましょう。
【追記】YouTubeに「オートウェビナーはセミナー初心者には難しい?メリット・デメリット」を撮影しました
YouTubeに「オートウェビナーはセミナー初心者には難しい?メリット・デメリット」を撮影しました。良かったらご確認ください。
最後に
今回は、オートウェビナーの概要および主催者側のメリット・デメリットについて記載しました。
弊社では、個人事業主様・法人様向けに「オンラインセミナー支援プラン」を行っています。オンラインセミナー(ウェビナー)に興味がある方やリード獲得をしたい方、商談につなげたい方など特におすすめです。お気軽にお問い合わせください。
ここがポイント
- オートウェビナーとは、自動化されたオンラインセミナーのこと。
- オートウェビナーは、顧客満足度の高いオンラインセミナー(ウェビナー)を作ってから行うマーケティング施策である。