【メルマガ or LINE】セミナー運用にメルマガを使用するべきか、LINEで使用するべきか、徹底分析してみた
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どうも。「オウンドメディア集客部」の運営者、 dai (YouTubeはこちら)です。
個人事業主様・法人様にブログ・オンラインセミナー・LINEなどを使ってWEB集客や業務改善の支援を行っています。
皆さんは、セミナー運用においてメルマガとLINE、どちらを使用するべきかについて考えたことはありますか?セミナーの集客やフォローアップにおいて、どちらがより効果的なのか、また、自分のビジネスモデルにはどちらが合っているのか、迷ってしまうことはありませんか?
メルマガとLINEはそれぞれ異なる特性とメリットを持っており、セミナー運用の目的に応じて適切に使い分けることが重要です。
そこで今回は、セミナー運用においてメルマガを使用するべきか、LINEで使用するべきか、徹底分析したいと思います。
セミナー講師・先生の視点から、セミナー運用におけるメルマガとLINEの選択基準について、オンラインセミナーのプロ講師が考えてみました。
実際、僕自身、オンラインセミナーを500回以上開催してきました。(詳しい実績はこちら)
有料、無料に関わらず、様々なオンラインセミナーを開催してきました。ぜひご参考にしていただければと思います。
本記事で学ぶ内容
- メルマガとLINEを使用したセミナー運用の概要がわかる。
- メルマガをセミナー運用に使用するメリットとデメリットがわかる。
- LINEをセミナー運用に使用するメリットとデメリットがわかる。
- 自分のビジネスにはメルマガとLINEのどちらが適しているかがわかる。
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本資料ではdaiが、500回以上ウェビナーを開催してきた知見を活かして、セミナーマーケティングで営業コストを下げ、成果に繋げる方法を解説しています。
よろしければ確認してみてください。
オンラインセミナーとは?
オンラインセミナーは、WEB上で実施するセミナーや講座のことで、「WEBセミナー」や「ウェビナー」とも称されます。
Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなどのオンラインツールを活用することで、実際の場所に縛られずに、国内外問わず多くの人々との接点を持つことができます。
オンラインセミナーの活用事例
オンラインセミナーの活用シーンの具体例を挙げると、次の通りです。
- 新規顧客向けの自社商品の認知度アップ・成約アップ
特定の技術を上手にできるコツや業界の問題を解消できる、といったオンラインセミナーを開催することで、課題を抱える新規顧客を集客できます。その課題を解決できるような自社商品・サービスを提案することで、成約につなげられます。
- 既存顧客向けのフォローアップ
商品の購入者向けに、使い方のコツをオンラインで説明するなど、既存顧客向けのフォローアップに利用されます。顧客の疑問を解消し、リピート購入を促進したり、継続して利用してもらえたりできます。
- 医療従事者向けの学会・勉強会
外部の専門家を招いた業務改善の勉強会や、最新の医療技術に関する学会のために利用されます。リアルタイムでの質問やグループワークが行われるケースもあります。私自身、1,000床以上の大学病院にてイベントの予約業務の構築・サポートを行いました。
セミナー運用にメルマガ配信スタンドを利用するメリット
セミナー運用にメルマガ配信スタンドを利用するメリットは下記の通りになります。
- メールアドレスを獲得できる
- 法人顧客が抵抗なくメールアドレスを登録してくれる
- 低コストで運用できる
- 獲得したメールアドレスをもとに広告を配信できる
メールアドレスを獲得できる
セミナー講師・先生が、セミナー運用にメルマガ配信スタンドを利用するメリットの1つ目は、メールアドレスを獲得できることです。
オンラインセミナーを通じて参加者から直接メールアドレスを獲得することは、将来的なマーケティング活動のための貴重なリードを確保する貴重な機会です。メールアドレスは、個々の参加者と直接コミュニケーションを取るための効果的な手段の一つです。
例えば、セミナー参加時にメールアドレスの登録を促し、後日、そのアドレスを使用してフォローアップメールやサービスに関する情報を送信できます。
法人顧客が抵抗なくメールアドレスを登録してくれる
セミナー講師・先生が、セミナー運用にメルマガ配信スタンドを利用するメリットの2つ目は、法人顧客が抵抗なくメールアドレスを登録してくれることです。
ビジネスのコミュニケーションにおいてメールは頻繁に利用されるツールであり、企業間取引では特に、メールアドレスの交換は信頼構築の第一歩です。
メールアドレスを入手後はメルマガを通してさらに信頼関係を深め、セミナー情報や業界ニュースを定期的に提供することで、顧客との関係を持続的に強化できます。
法人の担当者が情報を収集する時に、個人のLINEで登録したりするのはなかなか抵抗が高いのが実情です。もちろん、会社用の携帯を与えられている場合は別ですが、ご自身のビジネスが法人なのか、個人のどちらを対象にしているかを考えてみましょう。
低コストで運用できる
セミナー講師・先生が、セミナー運用にメルマガ配信スタンドを利用するメリットの3つ目は、低コストで運用できることです。
メルマガは、比較的低コストで運用が可能なマーケティングツールです。物理的な郵送物に比べて、電子メールの送信コストはほとんどかかりません。一度に大量のメールを配信することも容易です。
多くのメルマガ配信サービスでは、月額固定料金で無制限にメールを配信できるプランを提供しています。このように、低コストで広範囲にわたるマーケティング活動を展開できるのは、メルマガの大きなメリットです。
参考までに「Convertkit(コンバートキット)」および「Benchmark Email」の料金プランを記載しておきます。
- 「Convertkit(コンバートキット)」の料金プラン:300人の場合
無料 |
クリエイター |
クリエイタープロ |
|
月額(税込) |
0ドル |
15ドル |
29ドル |
登録可能読者数 |
300 |
300 |
300 |
メルマガ配信可能数上限※① |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
ランディングページ作成 |
あり |
あり |
あり |
アカウント チームのメンバー数 |
0 |
1 |
無制限 |
複数のメルマガ自動送信機能 |
なし |
あり |
あり |
製品サポート |
コミュニティサポート |
ライブチャットとメールサポート |
優先ライブチャットとメールサポート |
※2024年2月現在の情報になります。
※①料金ページの「メールブロードキャストを送信する」を参照しています。
- 「Benchmark Email」の料金プラン:500人の場合
無料 |
Pro |
|
月額(税込)※① |
無料 |
2,100円 |
登録可能読者件数 |
500 |
500〜 |
メルマガ配信可能数上限 |
3,500 |
7,500 |
登録フォーム |
1 |
25 |
画像ギャラリー |
1 GB |
無制限 |
メールサポート |
あり |
あり |
専用IPの提供 |
なし |
なし |
※2024年2月現在の情報になります。
※①年額プランにすると月額あたりの料金が安くなります。
※より大規模な配信をお考えの場合、Enterpriseプランがメルマガ配信可能数上限 / 月:25,000以上から利用できます。
獲得したメールアドレスをもとに広告を配信できる
セミナー講師・先生が、セミナー運用にメルマガ配信スタンドを利用するメリットの4つ目は、獲得したメールアドレスをもとに広告を配信できることです。
獲得したメールアドレスリストを利用して、ターゲット広告や個別のプロモーションを実施することは、マーケティング活動の効率化に直結します。以下のような広告では、リストを使った配信ができます。
- Google広告
- Meta広告
- Twitter広告
- LINE広告
- YouTube広告
- Yahoo! ディスプレイ広告 etc
例えば、見込み客のメールアドレスとSNSの登録情報を照合して広告を出せたり、属性が似たターゲットにも配信できたりします。リスト情報から広告を配信することで、購入額に応じて広告を変更できるなど、より効果的な配信ができます。
セミナー運用にメルマガ配信スタンドを利用するデメリット
セミナー運用にメルマガ配信スタンドを利用するデメリットは下記の通りになります。
- 取得したメールアドレスによって到達しない
- LINE公式アカウントに比べて開封率が低くなりやすい
取得したメールアドレスによって到達しない
セミナー講師・先生が、セミナー運用にメルマガ配信スタンドを利用するデメリットの1つ目は、取得したメールアドレスによって到達しないことです。
メールアドレスが古くなっていたり、誤って入力されていたりすると、メッセージが正しく届かないリスクがあります。これは、メールアドレスの有効性が時間とともに変わる可能性があるためです。
この問題に対処するためには、定期的にメールアドレスリストの確認作業を行う必要があります。
2024年2月より施行された、GoogleとYahooにおける新しい迷惑メール判定ポリシーですが、メール配信者は自身のメルマガが迷惑メール判定を受けないために必ず確認しておきましょう。
特に、送信元のドメイン認証設定を行い、迷惑メール判定を受けないように対応しておきましょう。
LINE公式アカウントに比べて開封率が低くなりやすい
セミナー講師・先生が、セミナー運用にメルマガ配信スタンドを利用するデメリットの2つ目は、LINE公式アカウントに比べて開封率が低くなりやすいことです。
メールはスパムフィルタによってブロックされたり、受信トレイで見過ごされたりすることが多く、特にLINEのようなメッセージサービスに比べて開封率が低い傾向にあります。
これは、多くのメールの受信箱が日々大量のメールで溢れかえっており、特定のメッセージが目立ちにくいことが原因です。一方、LINEメッセージはユーザーのスマートフォンに直接通知され、即時性が高く注目を集めやすいため、開封率が高くなります。
メルマガの開封率の目安ですが、10〜50%程度です。もちろん、メルマガ登録への誘導の仕方、運営の仕方、によります。ちなみに、私の運営するメルマガの開封率ですが、45%程度(2023年度平均データ)です。
セミナー運用にLINE公式アカウントを利用するメリット
セミナー運用にLINE公式アカウントを利用するメリットは下記の通りになります。
- 登録するためのハードルが低い
- 開封率が高い
- ToC向けの事業を行なっている場合、活用する価値ある
- 直感的にLINEだけで予約できる
登録するためのハードルが低い
セミナー講師・先生が、セミナー運用にLINE公式アカウントを利用するメリットの1つ目は、登録するためのハードルが低いことです。
LINEは多くのユーザーにとって既に馴染み深いツールであり、公式アカウントへの登録も非常に簡単です。これにより、セミナーの参加者獲得が容易になります。
QRコードをスキャンするだけで公式アカウントに登録でき、その後、セミナーに関する情報を直接LINE上で受け取ることができます。この手軽さは、参加意欲を高める重要な要素となります。
開封率が高い
セミナー講師・先生が、セミナー運用にLINE公式アカウントを利用するメリットの2つ目は、開封率が高いことです。
LINEメッセージは、メールに比べて開封率が非常に高いという大きなメリットがあります。これは、スマートフォンの通知機能と連動しており、メッセージが届いた瞬間にユーザーに直接知らせることができるためです。
セミナーのリマインダーやフォローアップメッセージをLINEで送ることにより、参加者の関心を維持し、高い反応率を得ることが可能になります。
LINEの開封率の目安ですが、40〜80%程度です。もちろん、LINE登録への誘導の仕方、運営の仕方、によります。ちなみに、私が運営するLINEの開封率ですが、55%程度(2023年度平均データ)です。また、LINEチャット機能を使って、1:1のコミュニケーションを密にとっているクライアントは、80%程度の開封率でした。
ToC向けの事業を行なっている場合、活用する価値がある
セミナー講師・先生が、セミナー運用にLINE公式アカウントを利用するメリットの3つ目は、ToC向けの事業を行なっている場合、活用する価値があることです。
LINE公式アカウントをセミナー運用に活用することのメリットは、特にToC事業において大きくなります。LINEはさまざまな年齢層に普及しており、個人利用者が日常的に使用しているアプリケーションです。
そのため、顧客はLINEを通じてセミナー情報を受け取ることで親近感を持ち、参加意欲が高まります。
私自身、対象する顧客に合わせてメルマガ配信スタンドまたはLINE公式アカウントを意識的に使い分けています。病院、エステサロンなどのToC向けの事業の場合、LINEを提案し、法人向けのコンサルなどのToB向けの事業の場合、メルマガを提案しています。
直感的にLINEだけで予約できる
セミナー講師・先生が、セミナー運用にLINE公式アカウントを利用するメリットの4つ目は、直感的にLINEだけで予約できることです。
LINE公式アカウントを使用することで、セミナー参加者が直感的に、かつ簡単にLINEアプリ内で予約手続きを完了できるのは大きなメリットです。このアプローチは、セミナーへの参加ハードルを下げます。
LINEのチャット機能を活用することで、参加者からの質問や不明点に対する迅速な対応も可能となります。
ちなみに依頼いただきました、大学病院向けPOLA美容イベントではLINEを活用し、大成功させることができました。
▶︎お客様の声_大学病院向けPOLA美容イベントのLINE予約設計・構築し、成果をあげました
セミナーの運用にLINE公式アカウントを利用するデメリット
セミナーの運用にLINE公式アカウントを利用するデメリットは下記の通りになります。
- メルマガ配信スタンドに比べてブロック率が高い
- Lステップなどの拡張ツールを使う必要があり、運用コストが高くなりやすい
メルマガ配信スタンドに比べてブロック率が高い
セミナー講師・先生が、セミナーの運用にLINE公式アカウントを利用するデメリットの1つ目は、メルマガ配信スタンドに比べてブロック率が高いことです。
LINEのメッセージは、メルマガに比べてユーザーによるブロックがされやすいというデメリットがあります。これは、ユーザーが不要と感じた場合には、非常に簡単にメッセージ送信を停止できる機能があるためです。
特に、頻繁にプロモーションメッセージを送りすぎると、ユーザーの反感を買い、ブロックされる可能性が高まります。これにより、貴重なコミュニケーションの機会を失うリスクがあります。
Lステップなどの拡張ツールを使う必要があり、運用コストが高くなりやすい
セミナー講師・先生が、セミナーの運用にLINE公式アカウントを利用するデメリットの2つ目は、Lステップなどの拡張ツールを使う必要があり、運用コストが高くなりやすいことです。
これらのツールは高度な顧客分析やマーケティングの自動化を実現するためには非常に有効です。しかし、導入と運用には費用がかかり、特に中小企業にとっては負担となる可能性があります。
オススメの使い分け
ここでは、以下のようなオススメの使い分けを考えてみましたので参考にしてください。
使い分け |
理由 |
メルマガ配信スタンドが適している方 |
|
LINE公式アカウントが適している方 |
|
【追記】YouTubeに「セミナーを開催するならメルマガ・LINEのどちらを使用するべきか?を解説」を撮影しました
YouTubeに「セミナーを開催するならメルマガ・LINEのどちらを使用するべきか?を解説」を撮影しました。良かったらご確認ください。
最後に
今回は、セミナー運用においてメルマガを使用するべきか、LINEで使用するべきか、徹底分析しました。
セミナー講師・先生の視点から、セミナー運用におけるメルマガとLINEの選択基準について、オンラインセミナーのプロ講師が考えてみました。
私自身、メルマガとLINEを用いてセミナーの質を向上させ、その効果を検証・改善してきています。よかったら参考にしてください。
また弊社では、個人事業主様・法人様向けに「オンラインセミナー支援プラン」を行っています。オンラインセミナー(ウェビナー)に興味がある方やリード獲得をしたい方、商談につなげたい方などに特におすすめです。お気軽にお問い合わせください。
ここがポイント
- メルマガやLINEを使って、セミナーの告知からフォローアップまでを効果的に行える。
- セミナー運用のコミュニケーション手段を適切に選択することで、参加者の満足度向上につながる。
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