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フードプロデューサーとして活動されている平山さんと「食品業界に特化したビジネスの起業の仕方」について対談してきました

    
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フードプロデューサーとして活動されている平山さんと「食品業界に特化したビ...

どうも。「オウンドメディア集客部」の運営者、 dai (YouTubeはこちら)です。

個人事業主様・法人様にブログ・オンラインセミナー・LINEなどを使ってWEB集客や業務改善の支援を行っています。

先日、「食」を核とした企画開発を得意とする食専門のプロデューサーの平山さんに「フードプロデューサーの始め方・主婦の起業の仕方」について対談させて頂きました。今回は、その対談内容をブログ記事にまとめてみました。

「自分の住む地域の活性化を実現したい」「食品系の事業を展開させたい。」「地方在住の主婦だけど起業したい。」という方向けになります。

興味深いことばかりで、すごく勉強になりました^^よかったらご覧ください。

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コラボ対談者(登場人物)

個人事業主様・法人様にブログ・LINE・オンラインセミナーなどを使ってWEB集客や業務改善の支援をしている講師。食べることが生き甲斐で、リーマン時代、加工食品を作ってました。ホームページはこちら

dai

地域食品専門のフードプロデューサー。新商品の企画開発や販促物の制作、ブランド作りに携わっています。商品の魅力を言葉にしたり、魅力的に見えるような器を選んだり、盛り付けを考えるのが得意です。HPはこちらライブコマース ブログはこちら

平山さん

食品事業者対象のフードプロデューサーをされている平山さんとの対談内容

食品事業者対象のフードプロデューサーをされている平山さんと対談した内容を記事にまとめました。

フードプロデューサーの仕事内容とは?

平山さん、自己紹介をよろしくお願いします。

dai

平山友美と申します。私は広島県を拠点に食品業界で活動しています。具体的には、食品事業者の商品開発やブランド作りのサポートを行う、フードプロデューサーとして働いています。

平山さん

私も以前は食品メーカーで働いていたので、非常に興味深い仕事だと感じています。

dai

就業経験なし!主婦からいきなり社長へ

今のお仕事に就く前は、どのようにキャリアを歩まれていたのでしょうか?

dai

少し自虐的な話になりますが、前職はありませんでした。最初から社長としてスタートしました。

平山さん

自虐というよりも、すごいことだと思います。

dai

実は就職活動すらしたことがありません。主婦から突然、社長になりました。

平山さん

大きな苦労もあったかと思いますが、どのように乗り越えられてきたというイメージでしょうか?

dai

多くの人がそう思うかもしれませんが、何も経験のないことが逆に良かったと思います。自分が「知らない」ということも知らないので、恐怖心がない状態でアイデアのままに行動できました。

平山さん

経験のなかったことがプラスに働き、乗り越えられたのですね。

dai

そうですね。報酬が低い仕事を依頼されても、相場が分からないのですべて引き受けて全力で取り組んでいました。ただ、運が良かったのか、苦労した記憶はありませんね。

平山さん

素晴らしいです。

dai

ただ、20年前の当初の自分を振り返ると、まるで仕事になっていなかったと思います。ただ、大変だとも感じていませんでした。世の中はこういうものだと思っていましたね。

平山さん

すごいですね。まさに起業家のメンタルだと感じました。

dai

フードプロデューサーの前に〇〇教室を開いていた

最初から社長として活動されているということですが、現在の事業内容は、どのようなことをされていますか?

dai

今は広島を中心に、岡山県や福井県など、さまざまな地域の食品メーカーや飲食店と関わっています。他にも農業、漁業者の方々やスーパーマーケットなど食品に関わるコンサルティング業務を行っています。相談に乗ったりアドバイスしたりするだけではなく、一緒に商品開発を行っています。

平山さん

そうなんですね。

dai

はい。工場に入って一緒に商品を作りながら、パッケージのデザインや販売戦略なども考えています。実際に商品がリリースされるタイミングなどを話し合いながら、商品の市場投入までのプロセス全体をサポートします。

平山さん

それがフードプロデューサーとしてのお仕事なんですね。初めにお仕事を始められた時も、今のような形で活動されていたのですか?

dai

最初は、自分にできることが分からず、料理教室のようなことを始めました。ただ、料理テクニックを教える教室ではなく、楽しみ方を教える教室として活動していました。例えば、端午の節句(たんごのせっく)になぜかしわ餅を食べるのか、ひな祭りでなぜハマグリを食べるのかなど、季節の食文化や意味を説明する他に、自身が考案した料理レシピを紹介していました。

平山さん

はい。

dai

食卓には常にテーマがあり、それに基づいて料理を構成していました。私は大学の卒業後にアメリカで、日本の文化を教えるボランティア活動を経験していたので、この経験を生かして同様のことを日本でもやろうと考えていましたが、当時そのような料理教室は貴重でした。

平山さん

反響がありそうですね。

dai

はい。予想外に多くの人々から受け入れられました。当時、食育基本法※という法律もまだ存在せず、食育という言葉も広まっていない時代でした。そのため、私が食育の知識について話すと、皆さんは興味津々で面白がってくれました。

平山さん

食育基本法:食育基本法とは、食についての意識高めることなどを目的に「食育」の基本的な考え方に触れた法律です。2005年に制定されました。

そうなんですね。

dai

その後、日本でも食育と言われ始めた時*(*一応、概念は明治時代のころにあったようです)、流通業界の方々に「平山さんの取り組みが食育に違いない」と言われました。日本ではなじみが薄い食育でしたが、アメリカではスーパーマーケットがオーガニック食材を取り扱ったり、子どもたちに学びの場を提供したりと、注目が集まっていました。そこで、アメリカのスーパーマーケットの視察に誘われて、渡米することになりました。

平山さん

アメリカに視察に行って、そこからどのようにフードプロデューサーになったのですか?

dai

流通業界のスーパーマーケット関連の仕事をしている方々と、研修などを通して多く出会いました。それまで私は料理教室しか経験がない主婦でしたが、そこでいち早く食育を実践していると認知されたのか、「講師をやってくれませんか?」と声をかけられるようになりました。

平山さん

食育の話を講演してくれるように頼まれたんですね。

dai

はい。当時、私自身は食育を意識しているとは言えませんでしたが、研修への参加を通して、いろいろな気づきもありました。そこで、「自分ができることならやります」と言って引き受けました。

平山さん

なるほど。

dai

そこからスーパーマーケットやメーカーの方とのつながりができました。そして、次第に地域の事業者の方との縁も広がっていきました。

平山さん

メディアも注目!ライブコマース事業のきっかけ

ありがとうございます。昨年からライブコマースなどの情報発信支援もされていますが、始めるきっかけは何でしょうか?

dai

私が仕事をしている事業者の方は、地方で優れた商品を作っている方ばかりです。彼らは良いものを提供するために商品を作り、小売店の方々も良い商品を見つけてお客様に提供することに力を入れています。しかし、情報発信という面では皆さん苦手で、時間の制約や手間がかかることが現実的に課題です。

平山さん

なるほど。

dai

ただ、世の中ではSNSが広まり、誰もが情報発信をする時代になりました。YouTubeやTikTokをやりたいと多くの人は思っているけれど、会社で積極的に取り組みたいという人は多くありません。

平山さん

プライベートと仕事では、重みが違いますね。

dai

組織が大きくなると、幹部と現場の考えの違いもあり、情報発信は難しいのが現状です。私は何かに長けている人ではありませんが、取材記事や感想文など自分の見聞きしたものを人に文章で伝えるのが得意です。その特技を生かして地域の事業者さんの広報の役に立ちたいと考え、ライブコマースのプラットフォームを作りました。

平山さん

ライブコマースは、もうすぐ10回目の配信に差し掛かりますね。以前、拝見させていただいた際にも、その場で商品が売れていましたし、百貨店から声がかかったともお聞きしました。

dai

そうですね。実際にライブコマースを見ていただいて、バイヤーの方から連絡が入ったり、メディアの取材を申し込まれたり、効果がありました。

平山さん

非常に大きな効果だと思います。

dai

ありがとうございます。ライブコマースという言葉には、中国の爆買いのイメージがあるかもしれません。しかし、私はライブコマースを通じて商品を売るだけではなく、情報発信のツールとして活用したいと考えています。

平山さん

はい。

dai

生配信をすることで、お客さんとのコミュニケーションが取れますし、動画として残せるので、事業者の方の人柄も伝わります。また、ブログにもまとめることで、事業者の方のこだわりや、商品の特徴などを分かりやすく伝えられます。

平山さん

なるほど。

dai

一番の望みは、検索・SNSなどで偶然配信を見た人が興味を持ってくださることです。毎月1回の配信なので地道な目標かもしれません。ただ、売上だけではなく、コンテンツとして大きな財産が残せるのではないかと思い、取り組んでいます。

平山さん

書籍「フードプロデューサー」(仮題)を出版予定

また、今年の秋か冬ごろに書籍を出版されるということですが、テーマは何でしょうか?

dai

私のように地方在住の主婦でも好きなことを仕事にできる、フードプロデューサーという仕事について伝えるために本を出すことにしました。広島に限らず日本には素晴らしい地方が多くあるので、どこに住んでいてもやりがいを持って地域を盛り上げられる仕事はできると考えています。

平山さん

なるほど。

dai

もちろん幸せは人それぞれなので今の状況が一番良いとは断言できませんが、私はずっと地方の故郷で仕事を続けてきました。この仕事を続けながら大学入学まで子どもを育て、家族や友人に囲まれ大きな問題もなく好きなことができています。

平山さん

はい。

dai

必要とされているという実感を持つことが、私にとって喜びの一つです。一緒に商品を作ったり、共感して喜んだりできる人が多くいます。フードプロデューサーは、現場の人たちも含めて、さまざまな人と一緒に喜びを共有できる仕事です。この仕事について多くの人に知っていただきたいと願っています。

平山さん

出版されるのを楽しみにしています。

dai

今だからこそできる子どものための食育事業とは?

最後になりますが、今後目指しているところやビジョンはありますか?

dai

ちょうど本の話にもつながりますが、やりがいを持って地域を盛り上げられるような人材が育つことを願っています。そこで近い将来、子どもたちの食育に絡んだ塾を作りたいと考えています。

平山さん

はい。

dai

起業してからの20年を振り返ってみると、「こんな食育の方が良かった」、「子どもに、こんなことをしてあげれば良かった」と後悔することがあります。今は多くの食育の先生が子育てをしながら教えていますが、それは非常に難しいことです。私自身も実践してきましたが、時が経つと「あの時の私の食育はまだまだ未熟だった」と感じます。

平山さん

そうなんですね。

dai

はい。最近は成長した娘と一緒にいろいろ語るようになりましたが、意外な私の姿が子どもの印象に残っていると感じます。そうした気づきを生かして、今だからこそできる子どもたちの食育のための塾を作りたいと思います。

平山さん

ありがとうございます!食に関わる仕事をしていた立場からも貴重なお話を伺えて、大変勉強になりました。

dai

ありがとうございました!

平山さん

最後に

今回は、「食」を核とした企画開発を得意とする食専門のプロデューサーの平山さんに「フードプロデューサーの始め方・主婦の起業の仕方」について対談させて頂きました。

平山さんの「食育を通して地域を活性化させたい」という素敵な想いが伝わりました。僕自身、前職が食品メーカーだったため良い刺激を受けました。

 平山さん、対談して頂きありがとうございました。

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