オンライン会社説明会とは?企業側のメリット・デメリットをまとめてみた。

オンライン会社説明会とは? 企業側のメリット・デメリットをまとめてみた。 アイキャッチ

どうも。「まるごとウェビナー」の運営者、 辻本(YouTubeはこちら)です。

弊社はウェビナー運用を得意とする支援企業です。ウェビナーからのリード獲得、顧客獲得にお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。(お問い合わせはこちら

「オンライン会社説明会」をご存知でしょうか?

「オンライン会社説明会」とは、Web上で行われる企業の説明会のことです。

今回は、オンライン会社説明会の概要および企業側のメリット・デメリットについて記載したいと思います。

実際、僕自身、オンラインセミナー・オンラインイベントを500回以上開催してきました。(詳しい実績はこちら)オンライン会社説明会のメリット・デメリットを忌憚なくまとめてみます。ぜひご参考にしていただければと思います。

本記事で学ぶ内容

  • オンライン会社説明会の概要がわかる。
  • オンライン会社説明会を開催する企業側のメリットがわかる。
  • オンライン会社説明会を開催する企業側のデメリットがわかる。
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目次

オンライン会社説明会とは?

オンライン会社説明会とは?

オンライン会社説明会は、インターネットを通じて行われる企業の説明会です。

企業は自社がもつ将来像や目標、事業内容、社風や社内の雰囲気、求職者の雇用条件、具体的な仕事内容などについて、新卒や中途採用の学生などの求職者に対して情報を提供します。

Web会議ツール(Zoom、Microsoft Teamsなど)を介して行われます。求職者は自宅やオフィスで、パソコンやスマートフォンを使用して参加できます。

オンライン会社説明会の配信方法

オンライン会社説明会の配信方法は、大きく2種類あります。

●オンライン会社説明会の配信方法

特徴説明
生配信型会社説明会生配信で行われるオンラインの会社説明会。求職者は、Web会議ツールを使用してリアルに質問したり、コミュニケーションをとることができます。
録画配信型会社説明会事前に録画した会社説明会をWeb会議ツールなどのオンラインツールを活用して配信します。

オンライン会社説明会は、簡単に録画することができます。そのため、説明会に参加できなかった人に対して録画データを配布するだけで視聴することができます。

daiが開催したオンラインセミナー・イベントの実例

実際、daiが開催したオンラインセミナー・オンラインイベント・コラボウェビナーの実績は下記の通りになります。(一部リアルも含みます)

オンライン会社説明会を開催する企業側のメリットとは

オンライン会社説明会を開催する企業側のメリットとは

オンライン会社説明会を開催する企業側のメリットは、下記の通りです。

オンライン会社説明会のメリット
  1. 参加人数に上限がない
  2. 特定な場所に依存せず、求職者を集められる
  3. 遠方に在住する優秀な求職者を獲得する機会が増える
  4. 採用コスト(会場費用・印刷・交通費)を削減できる
  5. 新型コロナウイルスの感染症対策ができる

参加人数に上限がない

オンライン会社説明会を開催する企業側のメリットの1つ目は、参加人数に上限がないことです。

企業担当者は、求職者の人数は借りる会場の広さに見合っているか、会場はソーシャルディスタンスがとれる広さであるかなどを気にしなくて済みます。また、必要であれば有料にはなりますが、Web会議ツールのプランを変更することで求職者の参加人数を増やせます。

たとえば、「Zoom」には4つのプランがあります。

Zoomの月額料金と特徴について

月額料金(税込)ミーティング時間
基本プラン無料最大40分間
プロプラン2,125円最大30時間
ビジネスプラン2,700円最大30時間
ビジネスプラスプラン3,125円最大30時間

※2023年7月現在の情報になります。
※年額プランにすると月額あたりの料金が安くなります。

このように、費用や参加人数などを比較して、目的に合ったプランを取り入れてみてください。

特定な場所に依存せず、求職者を集められる

オンライン会社説明会を開催する企業側のメリットの2つ目は、特定の場所に依存せず、求職者を集められることです。

なぜなら、求職者は自宅や都合のよい場所でオンライン会社説明会に参加できて、特定の場所に行く必要がないからです。これにより、地理的な制約がなくなり、企業は全国または世界中で求職者を集められます。

遠方に在住する優秀な求職者を獲得する機会が増える

オンライン会社説明会を開催する企業側のメリットの3つ目は、遠方に在住する優秀な求職者を獲得する機会が増えることです。

インターネットに接続していることが条件ですが、自宅が会社説明会の会場から遠くても求職者は参加可能です。

daiki tsujimoto

当時、私が就活した時はオンライン環境が整備されていませんでしたので、現地に行きました。北海道からの訪問のため、時間も費用もかかり、訪問する企業を絞って就活してました。(一部交通費を払ってくださる企業様もありました。今では独立しちゃいましたが。)そのため、今の環境は双方にとってメリットがありますね。

採用コスト(会場費用・印刷・交通費)を削減できる

オンライン会社説明会を開催する企業側のメリットの4つ目は、採用コスト(会場費用・印刷・交通費)を削減できることです。

採用コストは、会社が社員やアルバイトを採用する際にかかる費用です。

リクルートが行った調査によると、2019年度に実施された新卒採用(2020年卒採用)における1人当たりの平均採用コストは、93.6万円。2018年度は71.5万円で、増加傾向にあることが示されています。*

(※引用:採用コストの平均は?新卒・中途の一人当たりの金額と削減方法を紹介

オンライン会社説明会は、会場をレンタルする必要がないので、会場のレンタル費用、機材の準備費用、飲食費などイベントに関する費用がかかりません。また、資料の印刷代もかかりません。Web会議ツールの画面共有機能で同じ資料を全員で確認できたり、ホワイトボード機能を活用すれば、その場で出た意見を書き込めるからです。

その上、企業担当者と求職者の交通費や宿泊費も発生しません。そのため、採用活動にかかる総費用を大幅に削減できます。

新型コロナウイルスの感染症対策ができる

オンライン会社説明会を開催する企業側のメリットの5つ目は、新型コロナウイルスの感染症対策ができることです。

なぜなら、企業担当者も求職者も人が集まる会議室や施設へ行かなくても、自宅で会社説明会を受けられるからです。会場への移動がなくなることで、バスや電車などの公共機関で感染症にかかるリスクを軽減できます。感染症対策として、人が密集する場所を避けることは効果的です。

オンライン会社説明会を開催する企業側のデメリットとは

オンライン会社説明会を開催する企業側のデメリットとは

オンライン会社説明会を開催する企業側のデメリットとしては、下記の通りです。

オンライン会社説明会のデメリット
  1. 求職者との反応を読み取るのに、訓練が必要
  2. 会社の雰囲気・空気感を伝えにくい
  3. 説明会を最後まで試聴してもらうための工夫が欠かせない

求職者との反応を読み取るのに、訓練が必要

オンライン会社説明会を開催する企業側のデメリットの1つ目は、求職者との反応を読み取るのに、訓練が必要になることです。

生配信型会社説明会の場合、企業担当者がWeb会議ツールの操作方法や会社説明会の進行に戸惑うと、求職者の反応を確認することができません。実際には、会社説明会を進行しながら、求職者の気持ちの動きを読みとるのは少し難しいです。 

改善するために、説明会を開催する前にリハーサルをしたり、求職者側がカメラをオフにしていると、顔が見えないので、開始前にカメラをオンに設定するように伝たり、運営上で工夫して対応していきましょう。

会社の雰囲気・空気感を伝えにくい

オンライン会社説明会を開催する企業側のデメリットの2つ目は、会社の雰囲気・空気感を伝えにくいことです。

基本的には、パソコンの画面に映る企業担当者の顔や資料は見えますが、実際の仕事風景は見えません。そのため、会社の雰囲気や社風を伝えるには、Web会議ツールの画面背景に会社の職場風景を映したり、職場の雰囲気が伝わる写真や動画を活用したりしましょう。

daiki tsujimoto

リアルに比べると限界はありますが、オンライン会社説明会で工夫次第で伝わります。そのため、諦めずトライしましょう。

説明会を最後まで試聴してもらうための工夫が欠かせない

オンライン会社説明会を開催する企業側のデメリットの3つ目は、説明会を最後まで試聴してもらうための工夫が欠かせないことです。

リアルの会社説明会に比べると、求職者にとって離脱ハードルが低く、途中退出されることも少なくないからです。求職者がオンライン会社説明会を聞いていく中で思っていたものと違っていたら、リアルの場合は退席しづらいですが、オンラインであればクリック一つで退席できます。

そのため、企業側は、求職者に「会社説明会に最後まで視聴してもらうように工夫する必要があります。インターネット上にない最新情報を発信したり、求職者が知りたい情報(入社後の待遇や残業、有給所得率など求職者が質問しにくい内容についても)を提供することが大切です。

最後に

今回は、オンライン会社説明会の概要および企業側のメリット・デメリットについて記載しました。

弊社では、ウェビナーの企画・集客・運営・アフターフォローまでまるっと支援する、「まるごとウェビナー サポートプラン」を提供しています。ウェビナーからのリード獲得や顧客獲得にお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

また、自社保有の顧客名簿(メールアドレス)を持っていない方には「封書DMを活用したまるごとウェビナー サポートプラン」がおすすめです。封筒に入れたウェビナー案内チラシをターゲット企業に直接郵送し、ウェビナーへの参加を促進する新しいサービスです。従来のメルマガリストがなくても見込み客に直接アプローチできるため、新規顧客開拓やリード獲得にお困りの方に最適です。

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この記事の執筆者

大学卒業後、食品メーカーに入社。 退職後、複数のオウンドメディアを運営し、ウェビナーを活用したWEB集客・業務改善を支援。事例・手法を解説し、ウェビナーを活用した営業手法を広め、営業が苦手な法人・個人でも成果を出せる仕組みを目指して書籍『顧客獲得型オンラインセミナーのやり方』を執筆。

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