大手税理士法人、上場メーカーの経理を経て税理士として独立した中澤さんと対談してきました。【税理士として独立】

どうも。「まるごとウェビナー」の運営者、 辻本(YouTubeはこちら)です。
弊社はウェビナー運用を得意とする支援企業です。ウェビナーからのリード獲得、顧客獲得にお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。(お問い合わせはこちら)
先日、大手税理士法人、上場メーカーの経理を経て税理士事務所として独立した中澤さんと対談させて頂きました。今回は、その対談内容を記事にまとめてみました。
「税理士というジャンルで独立したモデルケースを知ってみたい。」「独立に至ったきっかけを知りたい。」「どうやって自分の強みを見つけたかを知りたい。」という方向けになります。
中澤さんの人柄もあり、お話ししてすごく楽しかったです^^よかったらご覧ください。
・どこから手をつければよいか、具体的なやり方が分からない
・どんなテーマや企画であれば、見込み顧客の興味を引けるのか判断がつかない
・資料作成や集客準備に時間がかかり、本来の業務に支障が出てしまう
昨今、多くの企業がウェビナーを使ったリード獲得や顧客獲得に力を入れていますが、集客に成功し、問い合わせや売上に繋げるには、高度な知見が必要になります。
まるごとウェビナーは、2020年以降のオンライン化の波にいち早く対応し、累計1,200人以上の方々にご参加いただきました。そこで得られたノウハウをもとに、書籍『顧客獲得型オンラインセミナーのやり方』を出版し、さまざまな企業に再現性のあるウェビナー支援を行ってます。

もし現状、ウェビナーに課題や伸び悩みがある場合は、まずは「ウェビナー成功のための5点セット」を無料ダウンロードしてください。
\ テンプレートも公開中! /
コラボ対談者(登場人物)

個人事業主様・法人様にブログ・ウェビナー・LINEを使ってWEB集客の支援をしているウェビナー講師。食べることが生き甲斐で、リーマン時代、加工食品を作ってました。ホームページはこちら。



個人事業主、フリーランス向けに開業サポートをしている税理士。大学の講師やウェビナーも務める。大手税理士法人、上場メーカーの経理を経て独立。趣味は食べることで、特にお肉が好き。現在、育児に奮闘中。HPはこちら。Facebookはこちら。
税理士としてご活躍の中澤さんとの対談内容
税理士に特化して独立した、中澤さんとの対談内容と対談した内容で記事にまとめてみました。
会社員を経て独立!



税理士をしております、中澤君衣(なかざわきみえ)と申します。今は個人事業主・フリーランスの独立支援や相続税の申告、その他税務相談を中心にやっています。また、セミナー講師や大学での非常勤講師もさせていただいております。



税金の分野で個人の方向けに支援したり、学校とかで教えられたりしているんですよね。今は独立されてやられているんですか?



はい、そうですね。最近出産をしたので、男性と同じスピードで行くのは難しいですが。自分のペースでぼちぼちとやらせて頂いています。



開業される前はどういったお仕事をされていたんですか?



新卒で大手の税理士法人で働いていまして、そこで相続税に触れる機会があったんですね。その後色々世界を見てみようと思ったので、上場会社のメーカーに経理として転職しました。そこで会社の決算業務などをやってました。海外の子会社とやりとりをするなど、グローバルな仕事をさせてもらってました。



すごいですね^^ お仕事は楽しかったですか?



そうですね。しんどかったですけど、経験としては良かったかなと思います。海外の情勢というものを仕事を通して知ることができましたし、現地のスタッフと英語でやりとりをするというのも貴重な経験だったんじゃないかなと思っています。



なかなか経験できないですもんね。



そうですね。 当時自分では結構大変だなぁって思ってて。ブラジルやメキシコ、ドバイなどの発展途上国を中心に担当していましたが、その国の文化が色々反映されるんですよ。



色々な国の方々とやりとりしていたんですね。すごいですね!



全世界にある会社でして、私の担当していたのがその辺りの国だったので。ある時、駐在員と連絡が取れないことがあり理由を聞くと「囚人が脱獄して外出できない」なんてことがあったり(汗) 「こんなことってあるの?」ということが多々ありました^^



日本では想定できないことが起こりますよね。



そうなんですよ! 向こうの方、防弾車で通勤してますからね。銃撃があったりするので……。



駐在の方って色んな意味で狙われたりしますからね。海外行きたかったですか?



ちょっと行ってみたかったですけどねー! だけど機会がなかったです……。
何気ないきっかけから税理士の道へ



さて、税理士でずーっとキャリアを積み重ねてこられて独立されたと思うんですけど、目指したきっかけはありますか?



きっかけは大学の時です。高校までは理系での進学を考えていたんですが、ちょっとうまく行かなくてですね。途中で文系に進路を変えたんですね。



文転されたんですね。



急に変えたんで、目標とか何もなくフラフラーっとしてたんです。たまたま簿記の授業を受けてみたら面白いなと思い、やってみようかなと思ったのがきっかけです。そこから税理士って職業が出てきたという形ですね。



そんな経緯があったんですね。



よくあるのが、身内に税理士がいて跡を継ぐような形ですが、私の場合は全然そんなことはなかったですね。



在学中に資格を取られたんですか?



いえいえ、合格したのは社会人になってからですね。税理士って科目合格制なんです。いくつかある科目の中から5科目揃えば合格になります。なので学生のうちにいくつか科目を取得して、残りの科目は働きながら取りました。



なるほど。試験は難しいですか?



1年に1回の試験でいくつか受けていくんですが、受かるのがなかなか難しいので、1年に受かっても2科目かなという感じですね。



いやぁ、僕も独立して税金とか確定申告とか経験しましたけど……。もう最初の頃は何が分かんないかが分かんない状況でしたね。



そうですよね。色んな情報がいま落ちているので、調べれば色々出てきますけど「結局自分はどれなんだ?」という感じだと思うんですよね。



ほんとにそうですww 個人の状況によって変わっていくものですから。



そうなんですよね。



ほんと世の中に求められている仕事だなぁと思ってます。



税金は無くならないですからねww



無くならないし、逆にそこ詳しくないと利益残っていかないですからね。



個人事業主の方って、税引後の手取りがどのくらいあるのかまで視野に入れて事業していかないといけないと思うので。そこ管理しなきゃいけないじゃないですか。



そうですね。



それがなかなか自分では難しいっていう方がいらっしゃるので、私が一緒に見ていけたりするかなぁと思ってます。
独立してから分かる会社員との違い



今まで大手の法人さんや経理として活躍されてから開業されましたが、違いってありますか?



違いはやっぱり、自由にはなったけど自分でお客様を見つけてこないといけないっていうのが一番大きいんじゃないかなと思いますね。そこのメリット・デメリットって多分あると思うんですけども。でも変なストレスは無くなったかもしれませんね。



組織あるあるの調整とかないですもんね。



そうそう! ちょっと違うことやってみたいと思っても、組織だとなかなか難しかったりしますけど、自分のタイミングでできるっていうのは大きいかなと思いますね。



僕も自分のしたいことをやったりだとか、将来的に自分が活躍したい方向に環境を置いたりできていますね。かつ、僕も子供が産まれて働き方も自分で調整できたりするのですごくいいですね。全部自分に返ってきますし、大変な面もありますけど。



収入はやっぱり会社員の方が安定はしますよね。社会保険の保障も手厚くていいなぁって思いますよね。フリーランスだと傷病手当なんかは出ないですし。



そうですよね。でも逆に独立して色々勉強になるなぁと思いましたね。会社に守られてたりするし。独立したことで税の勉強もできたりとか、相談させてもらってある種面白いなと思ったりだとか。



結構自分がやったことないことをやらなきゃいけなくなっちゃったりとかすると思うので、チャンスでもありますよね。



そうですね。
コロナ禍で〇〇なお客様が増加!



独立された時、コロナの時期だったと思うのですが影響などありました?



税金関係の仕事なので急に仕事がなくなることはありませんでしたね。ですがたまたまかもしれませんけど、女性の起業のお客様が多いなという印象がありました。起業のご相談というか、セミナーをやってもですね、そういう方が多く見えました。



ふむふむ。



また全体的にオンラインの受注が増えました。相続関係だと50~60代以上の方が多いんですが、そういった方でもオンラインで面談して契約、ということも増えてきています。そこが以前と比べて変わったかなという印象ですね。



そうなんですね。中澤さんがやられているような税理士業は、コロナで商圏がすごく広がったんじゃないかなと思ってます。



ほんとにそうだと思います! オンラインじゃなかったらdaiさんと出会うこともなかったでしょうし。



基本的には住んでいるエリアのお客さんだけになりますもんね。



相続なんて本当にそうですね。ご紹介とかでもいきなり他のエリアから来るってことはなかったですし。この前クローズした案件でも、一回も対面せずに相続税申告ができたことがありました。「こういう形でできるんだ」って私もお客様も感じましたね。最初は不安だって仰ってたんですけど、全く会わないわけではないじゃないですか。



オンライン上でビデオ通話できますからね。



Zoomだとオンラインだけど顔は見えるようになってますし、電話だけではないというのが大きいのかなと思っていて。それはやっぱり大きい変化じゃないかなと思っています。



あとは僕もオンラインでサービスを提供してますけど、通勤などの移動の時間がないので……。



それすごい大きいですね!



物理的にクライアントに会いに行くってなったら費用も時間もかかりますけども。Zoomだとコストもかからず時間だけ合わせればいいので、本当にチャンスが広がってきますよね。本当にオンラインが加速して良かったなと感じますね。



そうですよね。私たちがやるビジネスに合ってたんだと思いますね。



現に僕も中澤さんにお願いさせていただいてますし^^ 色んな方を探しましたが、相性が良かったというか、信頼出来るなあと思って。素敵な仕事をしていただいてほんと感謝しています。



いえいえこちらこそありがとうございます。すごいご縁だなと思ってます。



その上、保育園入れるときに確定申告が必要になるんですが、その辺りを自分でしなくていいので……。



確かに。個人事業主の方だと収入証明って、確定申告くらいしかないですもんね。



今まで知らなかったので、ちゃんとプロの人に依頼することの大切さを感じました。
“私だからできること”に力を入れていきたいです



今後、目指していく方向はありますか?



そうですね。私もまだ起業して間もないですけれども、強く思うのは「より気軽に話していただけるような存在になること」かなと思いますね。自分が意識していないところでお客様のニーズがあったりしますし。



そう思うようになったキッカケがあったんでしょうか?



以前セミナーで講師させていただいたときに、個別コンサルを申し込んでくださったお客様がいらっしゃったんですけど。「若い女性の税理士さんにこんな話聞いてもらえる機会ってないから本当によかった」って言っていただいたんですね。



なるほど。



私からすると業界的にもそうですけど「女性の税理士って結構いっぱいいるんじゃない?」って思っていたんです。けどやはり一般の方にはそうは見えていないみたいで。「もっとアピールした方がいいですよ」って言っていただいたくらいなんですね。



ご自身では気づいていなかったニーズに気づいたんですね。



あとは女性の起業が増えてるってさっき申し上げましたけど、女性の起こすビジネスって男性からすると何をやってるのか分かりづらい内容もあるようなんです。特に占いとか。



確かにそうかもしれないですね。



行政とかに相談しにいくと大体男性の税理士さんだから、なかなか自分のビジネスを理解してもらえないというお悩みがあるみたいで。私も占いとか好きだし、女性が好きなものをビジネスにしている方への需要はあるのかなと思っていますね。



僕も色々と税理士さんをお伺いしましたけど、女性の方ってほんとなかったですね。



あっ、そうですか!



調べたらいるとは思うんですが、あまり身近にいなかったですね。特に女性の起業家さんとかであれば女性同士の方が話しやすかったりすると思うので、需要はあると思います。



そこが結構意外だったなぁと思いました。結構いると思ってたので。そこを私はフォローしていけたらいいんじゃないかなと思っていますね。



税理士さんと比べると一般の方は詳しくないので、検索の仕方や見つけ方がうまくできないのかなと思います。今後は女性の方の申し込みも増えていくんじゃないかなと思っております。税金の身近な存在として、ご支援されて成功することを祈っております^^



はい、ありがとうございます!



本日はたくさん貴重なお話をお伺いできて、ありがとうございました!



こちらこそ、ありがとうございました。
最後に
今回は、中澤さんに「税理士として独立した話」について対談させて頂いた内容を対談記事としてまとめてみました。
中澤さんの気軽に相談してもらえる存在になりたい熱い思いを強く感じました。素敵な思いで僕自身もすごく刺激になりました。
対談して頂きありがとうございました。
弊社では、ウェビナーの企画・集客・運営・アフターフォローまでまるっと支援する、「まるごとウェビナー サポートプラン」を提供しています。ウェビナーからのリード獲得や顧客獲得にお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
また、自社保有の顧客名簿(メールアドレス)を持っていない方には「封書DMを活用したまるごとウェビナー サポートプラン」がおすすめです。封筒に入れたウェビナー案内チラシをターゲット企業に直接郵送し、ウェビナーへの参加を促進する新しいサービスです。従来のメルマガリストがなくても見込み客に直接アプローチできるため、新規顧客開拓やリード獲得にお困りの方に最適です。