【対策必須】LINE公式アカウントの料金プラン改定に伴い、プランごとの今後の運用方法・対応策・配信頻度を考えてみた
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【対策必須】LINE公式アカウントの料金プラン改定に伴い、プランごとの今...
どうも。「オウンドメディア集客部」の運営者、 dai (YouTubeはこちら)です。
個人事業主様・法人様にブログ・オンラインセミナー・LINEなどを使ってWEB集客や業務改善の支援を行っています。
2022年10月31日にLINE株式会社から、「LINE公式アカウント料金プラン改定及び日割り廃止のお知らせ」がありましたが、ご存じでしょうか?
2023年6月(予定)にLINE公式アカウントの料金プランを改定する予定とのことでした。前回の記事『【悲報…実質値上げ】LINE公式アカウントの料金プラン改定の概要と現行プランと新プランの比較してまとめました』でまとめさせて頂きました。
今回は、「LINE公式アカウントの料金プラン改定に伴い、プランごとの今後の運用方法・対応策・配信頻度」について記載したいと思います。LINE公式アカウントには、フリープラン、ライトプラン、スタンダードプランと3種類のプランがありますが、それぞれの今後の運用方法、配信頻度、対策などを考えてみました。
LINE公式アカウントを使用している場合は、この機会に今後どのように運営していくかを考えておきましょう。私自身、クライアントのアカウントも含めて20個以上のLINE公式アカウントを管理しているので、それぞれ対応していきます。なかなか大変ですね。
本記事で学ぶ内容
- LINE公式アカウントの料金プラン改定に伴い、フリープラン利用者の対策・今後の運用方法がわかる。
- LINE公式アカウントの料金プラン改定に伴い、ライトプラン利用者の対策・今後の運用方法がわかる。
- LINE公式アカウントの料金プラン改定に伴い、スタンダードプラン利用者の対策・今後の運用方法がわかる。
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LINE公式アカウント料金プラン改定及び日割り廃止のお知らせ
2022年10月31日にLINE株式会社から「LINE公式アカウント料金プラン改定及び日割り廃止のお知らせ」がありました。その内容に関して簡潔にまとめてみました。
LINE公式アカウント料金プラン改定及び日割り廃止のお知らせ
<LINE公式アカウント 料金プラン改定>
- 変更時期:2023年6月(予定)
- 適用対象国:日本
- フリープランの変更内容:月間メッセージ数の削減(月間メッセージ数 1,000通→ 200通)
- ライトプランの変更内容:①月間メッセージ数の削減(月間メッセージ数 15,000通→ 5,000通) ②追加メッセージ不可
- スタンダードプランの変更内容:①月間メッセージ数の削減(月間メッセージ数 45,000通→ 30,000通)
<LINE公式アカウント 日割り廃止>
- 変更時期:2023年2月1日
- 変更内容:現プラン料金の日割り適用を廃止(満額での請求)
下記記事に詳しく記載しております。
LINE公式アカウントの料金プラン改定に伴い、フリープラン利用者の対策・今後の運用方法
LINE公式アカウントの料金プラン改定に伴い、フリープラン利用者の月間メッセージの配信目安と今後の運用方法・対策をまとめてみました。
月間メッセージ数が変更に伴い、LINE公式アカウント友だち数の上限が変更
LINE公式アカウント友だち数における、フリープラン・コミュニケーションプラン、それぞれの月間配信頻度をまとめてみました。無料メッセージの通数変更(月間メッセージ数 1,000通→ 200通)により、月に4回配信したい場合、LINE公式アカウント友だち数の上限が50名になります。
●LINE公式アカウント友だち数におけるフリープランの月間配信頻度
LINE公式アカウント 友だち数 | フリープラン 月間配信頻度 |
250名 | 月4回配信可能 |
500名 | 月2回配信可能 |
1,000名 | 月1回配信可能 |
1,001名以上 | 配信できない友だちが発生 |
●LINE公式アカウント友だち数におけるコミュニケーションプランの月間配信頻度
LINE公式アカウント 友だち数 | フリープラン 月間配信頻度 |
50名 | 月4回配信可能 |
100名 | 月2回配信可能 |
200名 | 月1回配信可能 |
201名以上 | 配信できない友だちが発生 |
フリープラン利用者の対策・今後の運用方法
フリープラン利用者の対策として下記の手段が挙げられます。運営者がどれぐらいLINE公式アカウントで友だちを獲得できるかによって選択肢が異なります。
- LINE公式アカウントの配信頻度を減らして利用する。
- LINE公式アカウントの中でタグを設定し、配信友だち数を調整して利用する。
- LINE公式アカウントの拡張ツール(Lステップ etc)を利用し、細かいタグを設定し、配信友だち数を調整して利用する。
- LINE公式アカウントの上位プラン(ライトプラン)にアップグレードする。
- この機会にLINE公式アカウントをやめて、メルマガ(リザスト・ConvertKit etc)に移行する。
- メルマガとLINE公式アカウントの両方を運営して調整する。
daiの見解
フリープランを利用している場合、まず、LINE公式アカウントを今後も利用していくかを決めます。LINE公式アカウントを使用する場合、登録者が増えて来ればゆくゆく有料になります。メルマガ(リザスト・ConvertKit etc)に移行する場合、機能によりますが基本的には有料になります。どちらにせよ、リスト管理・配信は費用がかかることは押さえておきましょう。
LINE公式アカウントの料金プラン改定に伴い、ライトプラン利用者の対策・今後の運用方法
LINE公式アカウントの料金プラン改定に伴い、ライトプラン利用者の月間メッセージの月間メッセージの配信目安と今後の運用方法・対策をまとめてみました。
月間メッセージ数が変更に伴い、LINE公式アカウント友だち数の上限が変更
LINE公式アカウント友だち数における、現行ライトプラン・改定ライトプランごとの月間配信頻度をまとめてみました。無料メッセージの通数変更(月間メッセージ数 15,000通→ 5,000通)ことにより、月間に4回配信したい場合、LINE公式アカウント友だち数の上限が1,250名になります。
●LINE公式アカウント友だち数における現行ライトプランの月間配信頻度
LINE公式アカウント 友だち数 | フリープラン 月間配信頻度 |
3,750名 | 月4回配信可能 |
7,500名 | 月2回配信可能 |
15,000名 | 月1回配信可能 |
15,001名以上 | 配信できない友だちが発生 |
●LINE公式アカウント友だち数における改定ライトプランの月間配信頻度
LINE公式アカウント 友だち数 | フリープラン 月間配信頻度 |
1,250名 | 月4回配信可能 |
2,500名 | 月2回配信可能 |
5,000名 | 月1回配信可能 |
5,001名以上 | 配信できない友だちが発生 |
ライトプラン利用者の対策・今後の運用方法
ライトプラン利用者の対策として下記の手段が挙げられます。
- LINE公式アカウントの配信頻度を減らして利用する。
- LINE公式アカウントの中でタグを設定し、配信友だち数を調整して利用する。
- LINE公式アカウントの拡張ツール(Lステップ etc)を利用し、細かいタグを設定し、配信友だち数を調整して利用する。
- LINE公式アカウントの上位プラン(スタンダードプラン)にアップグレードする。
- この機会にLINE公式アカウントをやめて、メルマガ(リザスト・ConvertKit etc)に移行する。
- メルマガとLINE公式アカウントの両方を運営して調整する。
daiの見解
ライトプランを利用している場合、自分でLINE公式アカウントの中でタグを設定して配信する友だち数を調整する方法は非常に大変です。僕なら、LINE公式アカウントの拡張ツール(Lステップ)を利用してタグをつけて、配信をタグごと・ランクごとに配信します。
LINE公式アカウントの料金プラン改定に伴い、スタンダードプラン利用者の対策・今後の運用方法
LINE公式アカウントの料金プラン改定に伴い、スタンダードプラン利用者の月間メッセージの配信目安と今後の運用方法・対策をまとめてみました。
月間メッセージ数が変更に伴い、LINE公式アカウント友だち数の上限が変更
LINE公式アカウント友だち数における、現行スタンダードプラン・改定スタンダードプランごとの月間配信頻度をまとめてみました。無料メッセージの通数変更(月間メッセージ数 45,000通→ 30,000通)ことにより、月間に4回配信したい場合、LINE公式アカウント友だち数の上限が7,500名になります。
●LINE公式アカウント友だち数における現行スタンダードプランの月間配信頻度
LINE公式アカウント 友だち数 | フリープラン 月間配信頻度 |
11,250名 | 月4回配信可能 |
22,500名 | 月2回配信可能 |
45,000名 | 月1回配信可能 |
45,001名以上 | 配信できない友だちが発生 |
●LINE公式アカウント友だち数における改定スタンダードプランの月間配信頻度
LINE公式アカウント 友だち数 | フリープラン 月間配信頻度 |
7,500名 | 月4回配信可能 |
15,000名 | 月2回配信可能 |
30,000名 | 月1回配信可能 |
30,001名以上 | 配信できない友だちが発生 |
スタンダードプラン利用者の対策・今後の運用方法
スタンダードプラン利用者の対策として下記の手段が挙げられます。
- LINE公式アカウントの配信頻度を減らして利用する。
- LINE公式アカウントの中でタグを設定し、配信友だち数を調整して利用する。
- LINE公式アカウントの拡張ツール(Lステップ etc)を利用し、細かいタグを設定し、配信友だち数を調整して利用する。
- LINE公式アカウントの追加メッセージ(3.3円)を購入して配信数を増やす。
- この機会にLINE公式アカウントをやめて、メルマガ(リザスト・ConvertKit etc)に移行する。
- メルマガとLINE公式アカウントの両方を運営して調整する。
daiの見解
スタンダードプランを利用している場合、僕なら拡張ツール(Lステップ)を使って配信数をコントロールします。もしくは、企画を変えて新しいLINE公式アカウント(ライトプラン)を作って配信を調整します。また、この機会にLINE公式アカウントだけでなく、メルマガ(リザスト・ConvertKit etc)の運用を開始します。
最後に
今回は、「LINE公式アカウントの料金プラン改定に伴い、プランごとの今後の運用方法・対応策・配信頻度」についてまとめてみました。LINE公式アカウントでは、フリープラン、ライトプラン、スタンダードプランと3種類のプランがありますが、それぞれ配信頻度、運営対策などを考えてみました。
2023年6月(予定)にLINE公式アカウントの料金プランを改定とのことですが、余裕を持って対応していきます。LINE公式アカウントを使用している場合は、この機会に今後どのように運営していくかを考えておきましょう。また、ご自身のアカウントだけでなく、クライアントのLINEアカウントも管理している場合は連絡してあげくださいね。
ではまた。
ここがポイント
- 価格の変更はないものの、それぞれのプランで配信できる月間メッセージ数が大幅に削減
- 配信頻度の再定義、タグ管理などの顧客管理はこれまで以上に必要